この動画は不思議としか言いようがない。
ロシアの歩兵戦闘車輌BMP-2が、ウクライナ軍の歩兵ユニットに白旗を上げて投降し拿捕鹵獲された一部始終だ。
装甲車両に乗っているにも関わらず、相手の歩兵ユニットに白旗を上げて投降しなければならない、というのはどういうことなのだろう?
少なくとも装甲車両に乗っていれば、それだけで命の危険は少ないので、投降せずとも逃げてゆけばよいのではないのか?
不思議だ
素人なりに考えてみたが...
・弾薬が枯渇
・燃料が枯渇寸前
・無線が使えず味方の支援が得られなくなった
・僚機ともはぐれてしまった
・スティンガーが怖くてチビってしまった
などが考えられるが、どの理由も一つのみ成立しているだけならば白旗投降の必要はないので、上記全てプラスアルファのネガティブ要因が重なってしまったんだろうな。
だけどそんな事になってしまうようで、彼らは近代の軍隊と言えるのだろうか?
にわかには信じられないのだが。
ちなみに、この動画のキャプションには以下のように書かれている。
"Купуємо армію рф: росіяни продали БМП-2 з особовим складом"
ウクライナ語のようなのでGoogle自動翻訳で日本語にした結果は以下。
”ロシア連邦の軍隊を購入しています。ロシア人はBMP-2を人員とともに販売しました”
皮肉たっぷりといったところか?
ところで載せていたハズの歩兵(6〜7名)はどこに行ったのだろう?
いろいろと不思議だ。
ガセ動画かとも思ったが、コメント欄に、
”Watching this tonight on French TV news. That's amazing! Slava Ukraini!”
とあり、フランスのテレビニュースでも放映されたと言うから裏は取れているのだろうな(裏を取らずに放送してしまうのは日本のメディアくらいだからね)。