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第6波も来るぜ!「感染減」と「緊急事態宣言」に相関なし!

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コロナ感染の波は、これまで第1波から5回襲ってきた。

 

それぞれの感染ピークは「緊急事態宣言」を発出することによって乗り切ってきたのだ、と多くの国民は、思っているようだ。

 

しかしそれは、紙と地上波メディアの報道による誘導であって、全く違った認識なのだ。

 

いかに日本の報道が偏向しているのかが、あらためてよくわかった。

 

下の表は、第一波から5回のそれぞれの感染がピークに達した日、及びその日の感染者数をまとめたものだ。

感染者数ピークの日 ピークの感染者数
第1波 2020/04/18 588
第2波 2020/08/07 1,605
第3波 2021/01/07 7,957
第4波 2021/05/08 7,233
第5波 2021/08/20 25,867

 

各ピークの間隔は平均122日で周期的に寄せては引いていることがわかる。

 

そしてこれまで4回発出された「緊急事態宣言」の発出日と感染者数の動向は以下の通りだ。
1回目:2020年 4月 7日
 ⇒宣言発出の11日後に減少に推移。よって効果有りと思われた。

2回目:2021年 1月 7日
 ⇒宣言発出の前日がピークで減少に推移していた為、効果を疑う声があった。

3回目:2021年 4月25日
 ⇒宣言発出の14日後に減少に推移。よって効果有りと思われた。

4回目:2021年 7月12日
 ⇒宣言発出後も増加を続け、減少に転じたのは39日後だった。

 

このように、宣言は2勝2敗であり、「非常事態宣言」と、感染者数が減少に転じた日の相関があったとは言えない一方で、各ピークの間隔はおおよそ一定で増加と減少を繰り返している。

 

繰り返しになるが、各ピークの間隔の平均は122日で、最大が154日、最小が104日だ。

 

従って冷静に見れば、「非常事態宣言」や人々の行動によらず、100〜155日程度の間隔で繰り返し感染ピークがやってくる、と見るのが妥当だろう。

 

これをもとに第6波を予測すると。

・第6波のピークは12月の20日前後

・感染拡大が始まるのは10月末から11月初旬辺り

だろう、という事になる。

 

そもそも、専門家でも今回なぜ感染者数がこれほど増えたのか?

なぜ急激に減少したのか?など説明ができないのだそうだ。

 

これらを踏まえて、以下は私の憶測のレベルだが、

・行動制限では、感染のピークを低くすることが出来ても、「波」が来ることは防ぐことは出来ないのではないか?

・ワクチン接種率増加や抗体カクテル療法の適用で、重症者や死者を減らすことが出来ても、「波」が来ることは防ぐことは出来ないのではないか?

 

だとすれば、人々を深く傷つける行動制限はもうヤメにして、波の高さを下げる努力だけに全力を傾けるべきだ。