この世は話題に事欠かぬ

ー「本当のこと」って何?ー

たった一人の不満分子のお話がトレンド一位に!

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こんな話題が記事になっていて笑えた

 

「夢壊された」 感染おびえ、残飯処理 五輪清掃員が感じた失望

mainichi.jp

 

どう読み込んでみても、この”50代女性”はただのわがままだし、その仕事はブラックではない。

 

記事中の記者の論調が「五輪の闇」という雰囲気なので、読者が自分の頭でちゃんと考えていないと、こういう記事に騙されてしまうだろう。

 

ここに出てくる”50代女性”という人は、スタッフとして働いていた都内の外国人向け宿泊施設が、新型コロナのために客が集まらず廃業となり、そのビルの管理会社が出した競技会場の清掃員の募集を見つけて応募した。

 

という事で、コロナ禍で職を失う人が多い今の状況では、この時点でもとてもラッキーだったのではないか?

 

さらに、その条件は
・時給1,500円
・8時間勤務で休憩1時間
・21日働いて18万円の収入

 

という事で、アルバイトとしてはかなり条件が良い

 

で、この記事の主題である「感染対策への不安」だが、確かに働いているときには大変に不安だったのだろうが、清掃員等関係者のクラスターは発生しておらず、施されていた感染対策は十分だったというのが結果だ。

 

まあ毎日新聞だから、この”50代女性”という人が本当に実在しているかも疑わしいし、この条件なら決して「ブラック」ではない

 

簡単に行ってしまえば、彼女の”不満”はあまりにもわがままなレベルだ。

 

クドイが「感染対策への不安」は結果が出ている話だ。

 

この記事がオリパラ開催中に出るのなら、まだわかるが9月12日の記事としては、なんの価値があるのか全くわからないし、そもそもその内容の稚拙さに笑える。

 

新聞社というのは、社員の仕事のアウトプットを上長がチェックすることはないのだろうか?

 

だから結局この記事でわかることは、やっぱり毎日新聞てやばいねブラックだね、という話になる。