9月9日のBS7モーサテを観ていたら「青木率」の話題が出ていた。
なんかそんな概念があるというのは、なんとなく知ってはいたが、具体的にメディアで取り上げているのは初めて観たと思う。
毎日やっている「株の見通しについて」のコーナーで「青木率と海外投資家動向」と題して、楽天証券経済研究所の香川氏が紹介してくれていたのは、以下のような話だ。
「青木率」とは、
という計算式で、次の計算で議席数が予測できるという事らしい。
直近の数字でこれを算出すると、
「青木率」 = 34% + 39% = 73
となり、自民の現議席数276が279になる、という計算になるそうだ。
しかし、現状の「青木率」が73なのに、現276議席に対してどういう算術をつかうと「279」という数字になるのかが良くわからなかった。
香川氏によれば、この「279」議席に公明党の議席数を加えると、約2/3の議席が獲得できるので、自民政権は安泰と見て良く「買い」です、という解説だった。
が、統計学を使っているわけでもないこのような経験則が、次も当たる保証はないんじゃあないのか?という「青木率」への疑問も残る。
まあしかしどっちにしても現状は...
・批判ばかりで且つ特定アジア諸国に媚びる野党勢力には国民が辟易している
・「選挙株高」の法則は今回も当てはまるだろうし、既に株価が上がっている
・さらに今回は11月選挙だから「年末株高」の法則が重なる
・もしかしたら、日本初の女性総理が誕生するかも知れない
という状況だから「青木率」がどうなろうとも自民安泰は確実だろうし、何よりも月曜日からアゲアゲが続いている今の株価が全てを物語っているからな。
コロナについても、5波の終りが見えてきたし、各波の周期は3〜4ヶ月なので、6波があるとすれば選挙後の12月というのも自民に追い風だな。
まあ6波があったとしても、5波突入時に40%以下だったワクチン接種率は、6波に突入すると思われる11月初旬には70%を超えるだろう。
日本の接種率の上昇は強くて、もうアメリカのそれを抜くからね。
さらに、今度は抗体カクテル療法が有効に機能して重症化を防いでくれるし、有効かどうか分けのわからない「イベルメクチン」もプラセボ効果程度には効いてくれるのかもしれない。
そうすれば新総理は「重傷者、死者をゼロにした」として評価されるだろう。
さらに、今は無症状者カウントシステムと化しているPCR検査自体が年明けには廃止になる(既に米国は決定済み)そうだから、これまでと違い本当の感染者数が発表されることになるだろう。
コロナ禍が始まってこの1年半、感染者数と内閣支持率には相関があったから、どれも自民新政権に有利な状況だね。
しかし、感染者数が増えると内閣を支持しなくなるってことは、多くの国民は感染者数の増加は政府の責任だと思ってるんだから、日本の民度も落ちたもんだなぁ
どっちにしても、このように野党ジリ貧の状況だから、これからしばらくは、おそらく野党はこれまで以上にどうでもいいことばかりをぶち上げて、さらに国民のひんしゅくを買い続けるだろう。
これも自民に有利に働くな。