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立憲民主党が新ワクチン開発!「イベルメワクチン」!??

 

ツイッターのトレンドに「イベルメワクチン」というワードが上がっていたので、ちょっとギョッとして調べてみた。

 

「イベルメクチン」という抗寄生虫薬がコロナの治療薬として効果があるかも知れないという記事は以前読んだことがあったのだが、それがワクチンとして転用されたのか?

 

ん?飲み薬がワクチンに転用できるわけないよな?

 

なんだこれ?となったってわけ。

 

調べてみると卒倒するような事実がわかった。

www.tokyo-sports.co.jp

 

これが政府や自民党のミスだったらどうなったかは火を見るより明らかだが、立憲はしれっと修正して終わりにしたようだ。

 

相変わらずだな。

 

さて、せっかく調べたのに全くの無駄足になってしまったのだが、せっかくなので「イベルメクチン」についておさらいしてみた。

 

「イベルメクチン(ivermectin)」とは

イベルメクチンは、大村智博士により静岡県伊東市内のゴルフ場近くで採取した土壌から発見された、新種の放線菌「ストレプトマイセス・アベルミティリス」が産生する物質を元に開発された抗寄生虫薬。

 

この成果が認められ、大村智博士には2015年ノーベル医学生理学賞が授与されている。

 

熱帯の河川域で発生する「オンコセルカ症」の治療に使われ、4000万人を治療し、60万人の失明を未然に防いだという実績を上げていて、類似感染症を含めると世界で毎年約3億人が服用している。

 

また、世界的には「リンパ性糸状虫症」の治療にも使われている。

 

日本では、九州以南の風土病である「糞線虫」の治療に使われている。

 

糞線虫は、1980年代後半の調査で沖縄本島の住民の5~10%が感染していたとする報告もあるが、現代になり人々の生活が清潔になったことで新たに感染するケースがなくなり、保菌している60代以上の人も発症した際にはこのイベルメクチンを処方することで治療している。

 

コロナ治療薬としての治験の進行状況は、同じくコロナの影響で症例数の確保が難航しており、うまい具合には進んでいないようだが、

univ-journal.jp

 

立憲民主党が法案を出す出さないに関わらず、政府や関係機関が一生懸命進めてくれているのだから、「イベルメワクチン」とか言っているド素人集団はすっ込んでいたほうが良いのではないだろうか?

 

報道は人々を驚かせて喜ぶ快楽主義者集団のようで、毎日毎日新規感染者数が増えて喜んでいるようだが、現実には新規死者数は減少傾向の後ここ最近横ばいなので、医療関係の皆様の努力とワクチンの効果が出てきて、良い状況と言えるだろう。

 

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www.newsweekjapan.jp